聲の形2巻は、石田と硝子の6年ぶりの再開シーンから始まります。
気まずさから逃げ出した硝子に、石田は話しかけるんですが。これが、なんと手話!
きっと石田は、硝子が転校してからの6年間、必死に手話を勉強したのだなぁと。
いじめたことを謝るために。そして自分勝手だった自分と決別するために。
男気。っていうか侠気。
っていうか、そんなことより、硝子超可愛くなってます。必見。
そんな石田と、和解する硝子。
そして2人は友人同士になったのだけれど、そこへ硝子の母親と弟?の結絃が登場。かつて硝子をいじめていた石田に、辛く当たります。
そりゃそうだよね。転校の原因になった奴だもんね。辛くあたるくらいで済んで良かった(´・ω・`)
だけど2人とも、石田が過去を本気で悔いて、全身で硝子を支えようとしている様子を見て、少しずつ態度を軟化させていく。
とはいえ、「幸せだったはずの硝子の小学生時代は戻ってこないから」と、基本的には石田を拒絶。そして石田も、その言葉を真摯に受け止めます…。
この2巻の見どころは、なんといっても硝子の母親と結絃。
特に母親はインパクトが強いキャラで、硝子にも厳しいけれど、石田には当然もっと厳しい!
静かに近寄ったかと思うと、突然強烈なビンタを食らわせたりね!
でもきっと、それだけ必死に硝子を守っているんよね。一生懸命すぎて心に余裕がない感じ。
だから雰囲気は怖くても、どこか憎めない感じ。うん、悪者じゃないよね。
あと結弦への無関心さはなんなんだ(´・ω・`)
逆に結絃は、微笑ましい方法で、硝子と石田の仲を裂こうとします。
それに表情もくるくると変わって良い感じ。
銭湯の男湯に投げ込まれた時の結絃なんてもう、表情も叫び声も可愛すぎ♪
またこの巻では、石田に永束という友達ができます。
他人に対して心を閉ざしていた石田が、永束との関係で少しずつ変化していく。
このあたりも、ワクワクしながら読むことができました。
こいつ、モブだと思ってたけど、いいこと言ってたからモブじゃねぇな。きっと。
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