ダンゲロス、回想から
まず唐突にダンゲロスの由来から。
うん、DANGEROUS(デンジャラス)だね。
このダンゲロスと呼ばれる学園が舞台。そこに集う、「魔人」と呼ばれる特殊能力に目覚めた生徒たちの戦いの話になります。
主人公はさておいて、まずは「友釣香魚」が魔人として覚醒した際のお話が挟まります。
この名前はなんとかならなかったのか…。
そして、おそらく主人公の「両性院男女」の中学時代に遡り、彼の周りの魔人騒動について語られます。
魔人に覚醒した人間は、何かしら特殊能力が手に入るのですが、その特殊能力名がホントギリギリ狙っててアレです。
ほんとアレ(褒め言葉)
ちなみに、マンガ自体は講談社から出てます。
現在に戻って
学園に戻って、ようやく話が進みます。
この学園には、生徒会グループと番長グループが対立しており、その両者がハルマゲドンと呼ばれる全面戦争を開始するところからスタート。
この争いに巻き込まれる形で幼馴染であるミス・ダンゲロスの天音沙希を攫われた(多分)主人公の両性院は、単身番長グループに乗り込むことに。
その頃、両グループの最初の闘争が行われていましたが、「転校生」と名乗る人間に両者倒されてしまいます。
一巻にして華々しく散った二名の必殺技なので、せっかくなので載せておきます。
生徒会と番長グループ。この両者の対立に加えて、やたら強い「転校生」を交えて、初っ端から混戦ムードでちょっと異質な異能力学園バトルがスタートしたところで、今巻終了。
片っ端から謎だらけ。番長グループも生徒会もほとんどの能力が見えてません。普通に刀を腰に下げてるメンバーもいるし。
感想
まずは、この漫画、バカです。もちろん良い意味で。
とにかく圧巻の文字数とそれを許してしまうテンポと勢い!
文字数の多さも、ハンターハンターとかジョジョとかに通じる表現もあり、面白いです。さすが小説原作。
もう能力のネーミングから人名から、めちゃくちゃなんですが、勢いだけで全部飲み込めてしまうとんでもない魅力があります。
多少、下ネタに通じるものも出てきますので、気になる方は避けたほうが良いですが、多少の耐性があれば大丈夫。
元ネタ知ったらちょっとクスッとするようなものが随所に散りばめられていて、退屈しません。「木曜スペシャル」とか。
というわけで、まだまだ謎が謎だらけですが、雰囲気と世界観は余すことなく伝えられている一巻。
続きが楽しみですね!
ではまた次巻で。
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