Introduction

今回は、マッチョグルメを紹介します。
もうインパクトがとんでもないのが、表紙から伝わってくると思いますが、中身はいたって真面目なボディービルダーと食のお話。
筋肉筋肉してると想像されると思いますが、その通りです。濃厚な筋肉と爽やかな後味のストーリーが好印象です。一巻読切なので、ちょっと読んでみるにはオススメです。
ではどうぞ。

Scores

得点

絵柄:

( 6 )

ストーリー:

( 5 )

盛り上がり:

( 6 )

テンポ:

( 7 )

魅力:

( 7 )

加減点:

( 6)


総合:

( 6)

属性

パラメータ

絵柄:

軽快←

→重厚

文字:

少ない←

→多い

ノリ:

軽い←

→重い

内容:

定番←

→奇抜


※スコアに関する説明はこちらです。

Impression

なめてたわけじゃないですが、油断してたというのが正直な感想ですね。まさかボディビルを題材にしたマンガがあるなんて。しかも結構専門用語バンバン使ってきてます。

で、どんな内容のマンガかといいますと。
主人公のボディービルダー「天王寺 美貴久」がボディビルの全日本選手権に向かうまでの間に出会うライバルとの戦いや周りの人々とのふれあいを食を通して描かれています。
この天王寺さん、めちゃくちゃいい人。いい人っていうか、多分人間としての完成形。筋肉も精神も。健全な精神は健全な肉体に宿るというアレですね。ホントかっこいい!

ボディビルダーって何やって稼いでるんでしょ。いや、そりゃボディビルなんでしょうけど。専門用語出て来るわりにはあんまり、そのボディビルダーの生活とかは描かれていません。グルメ漫画なので食生活は出てきますが。

そして、このマンガの肝となるチートデイというテクニック。普段、厳しい食事制限を行っているボディビルダーだけに、自由な食事への渇望がよく伝わってきます。下手なグルメ漫画よりも良いですよ!

これがチートデイの説明ですね。

このチートデイも作中で賛否わかれています。ボディビルダーの中にはこのチートデイが禁忌だったり、甘えであったりと解釈している選手もいます。
その賛否の中、天王寺さんは全日本選手権で優勝できるのか!というのがメインストーリーではあるんですが、正直大会は別にいいですw

いや、厳しい制限やトレーニングを積んできている描写もあるので、それが実っていくのかどうかは重要ではあるのですよ、当然。でも、やっぱりこのマンガは食事への向き合い方とそれに伴う人との交流を楽しむマンガですよ。

いかついマッチョスキンヘッドにこんなこと言われたら感動で涙がとまりませんよね。

基本的に軽いノリで続いていくのですが、要所要所で背筋が伸びる思いです。
こんな風にまっすぐ生きれるなら、ちょっと筋トレ始めようかな(´・ω・`)

というわけで、今回はマッチョグルメのご紹介でした。
異色といえば異色ですが、スポ根王道ストーリーにグルメミックス!
爽やかな後味!面白いですよ!

このレポートはこみれぽ!がお送りしましたっ!
レポート内で使われている画像は「マッチョグルメ(」から引用させていただいております。

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