王道タイムリープ
最近では多くなってきた、タイムリープ設定の高校恋愛ものです!
ただ、ちょっと変わっているのが、元々付き合ってた彼氏の一条くんを守るために、関わらないことを心に決めてのループ2巡目。
その2巡目の高校生活のスタートから物語は始まります。
斬新っていうか、すっきり感がすごく出てるのが。ほら、タイムリープものってなんでタイムリープしたかわかんないじゃないですか。何か急に前触れもなく、とか。
その点、この「一条要とは関わらない」に関してはスッキリです。当初から時空の神様が出てきています(笑)
ただ、この時空の神様、何を企んでいるのか。なぜ、主人公の神崎さんに力を貸しているのか。そのあたりはここではまだ触れていませんね。
その神崎さんが2巡目に行ってまで助けたかった、一条くん。
これまた王道のケンカ強い×悪い感じ×イケメン×複雑な家庭の事情というパターン。
個人的には大好物です(๑•̀ㅂ•́)و✧
進行も王道
基本的なストーリーとしては、悲劇を避けるために前回とは違う運命を選びたい神崎さんが、一条くんとは触れ合わないで過ごして行くことを目指す物語です。
好きな人、ましてや前回では付き合ってたわけですし、不幸な別れをしてしまってますから、これは辛い決断ですよね。
と思っていたら、案の定、お互いに惹かれていってしまっています。
その上、神崎さんに恋のライバルまで登場し、課外活動で二人っきりになったり、順調にステップアップしていく二人の絆。いいですね、これも王道。王道こその安心感。
でも、時空の神様からは「助けたければ関わるな」というお達しが出ていますが、あー、もうホントどうすんだろ、って話が進んでいきます。
実直な神崎さんの言動や、一条くんのホントはいい人な一面を見てしまうと、どうしても応援してしまいたくなる二人の恋ですが(´・ω・`)
そして、1巻のラストは時空の神様についての言及をインターネットで見つけてしまう神崎さん。
さぁ何を信じれば救われるのか、緊迫してきたところでこの巻は終了です。
王道に王道を重ねたストーリーですが、スッキリとした仕上がりにキレイな絵が重なって、後味も悪くなく次が気になり、スイスイ読めますよ(*´ω`*)
ではでは、次巻をお楽しみに!
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